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HTS台について☆

2019.11.17 -[ お仕事

今日は風が強く雪もチラつきとても寒いですね。
畑での作業等、お疲れ様です。

今日は、最近植栽が急増しているHTS台を使った苗木の植え方
について説明したいと思います。
まずHTS台とは、丸葉台にわい性台を接ぎ木したもので
両方の特性を活かした台木です。
尚且つ、接ぎ木親和性が良い事により
通常のわい化栽培で必要な支柱が不要になります。
要約しますと、わい化栽培のように充実した果実が早成りし
密植する事で早期より収量を得る事ができ、
そこに丸葉台の安定した土壌適応性を融合した栽培方法です。

そんなHTS台を使った苗木ですが、
植える深さに注意が必要です!
下の写真で説明しますと
白い接ぎ木テープの下に20cmわい化の中間台が入り
その下が丸葉台になっています。
その丸葉台が5cm地上部に出る位が植える深さになります。
赤い矢印の所ぐらいですね。
浅い感じすると思いますが、その深さにおいて2つの台木の特性が有効になります。
永久支柱は必要ありませんが、根付き一人前になるまでは簡易支柱で支えてあげて下さい。
以上、今日はちょっと長くなりましたが、今話題のHTS台の大切な話でした。