苗木の植え方

苗木の植え方

症状

樹皮の裂傷部分から胴枯病を引き起こし、被害の著しい場合は枯死に至る。
雪の反射等で変化するが、地際部や接ぎ木部周辺に凍害が生じやすい。

予想される凍害パターン

  1. 暖冬で気温が高めに推移することにより、耐凍性が充分に高まらないうちに急激な温度低下によって起こる場合。
  2. 厳寒期の極低温によって発生。
  3. 春先の気温上昇が早く、耐凍性が低下した後に低音に遭遇する機会が多い場合。
  4. 春先に土壌が過湿になる園地では湿害が助長されて発生。(地形改良時の際、重機作業による填圧で排水不良園になるケースも多い。)
  5. 風あたりが強い場所。

対策

防寒と日中の昇温を防止する事が重要。

  • 白塗剤を主幹部に塗布。
  • 被覆資材や稲わら等で主幹部を被覆する。
  • 地際部への土盛りをする。
  • 排水不良園の改善。

凍害を受けた状態