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「はるか」というりんご。

2017.11.30 -[ お仕事 / その他

 今年はメディアで黄色品種が話題になり、『黄色いリンゴなぜ人気』という
題材でNHKで放送されました。現在のリンゴ産業はどうしても人材不足もあり
手間のかからない黄色品種が増植傾向にありの苗木の売れ行きも黄色品種が半分を占めています。
最近話題の「はるか」と言う品種があります。
この品種は逆に手間がかかる黄色品種なのですが食味の良さから話題です。無袋栽培ですと果実全面
にサビの発生が見られ、有袋栽培にすることでリンゴが大きくなり、蜜入りも良く、なによりも外観が
綺麗になります。先日「はるか」発祥の地、岩手県からのお客さんに「はるかはいつ頃収穫するんですか?」
と、問いかけると「11月下旬から12月の初め頃の収穫」とのことでした。
やはり糖度や蜜入りを良くするために11月下旬頃からの収穫だそうですが、青森県の場合は11月上旬
から中旬の収穫が多いようです。あまり遅いと雪で凍ってしまうおそれがあるからです。
岩手県では「はるか」専用の袋をかけて光センサー選果機により、糖度・蜜入り指数の基準値を超え
ている「はるか」には『冬恋』と言う名前がつきワンランク上の「はるか」にかわり高値で売買されています。
こうした取り組みもありとても話題になっています。
 最近では青森県でも「はるか」専用の袋が小山内製袋さんで購入できますので、興味がありましたら
是非苗木を買ってみては、そして身近に「はるか」と言う名前の人がいたら是非買いですよ‼