『ＨＴＳ』とは、ハイブリッド　テクニカル　システムの頭文字を取って略した
名称で、リンゴの根が丸葉台そして、中間台にわい性台を使用して、品種を接木し
て作った未来型中間台方式です。
ポイントとしては、根が丸葉台なので凍害・湿害等に強く、ヤセ地や傾斜地でも
生育は良好で丸葉台特有の実がしまりジューシーな果実取れます。そして、わい
性台を中間にジョイントすることで、ぷっくりと膨らむ良い花芽が早期結実し、
品質も安定します。あともうひとつ、この栽培方法は支柱が不要で、いろいろな樹形
で栽培が可能なのです。
２年前に、このＨＴＳによる栽培方式をカタログに載せたところ、弘前市相馬の田澤
俊明さんの園地には、連日のように視察があり、ここ２年でだいぶ青森県内はもちろん
県外でもじわじわと話題になっています。
丸葉台とわい性台のいいところだけ取った夢の栽培方式リンゴ農家のみなさんどうですか！